浮世絵ができるまで(5) - 改印 - 浮世絵ぎゃらりぃ
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浮世絵ができるまで(5) - 改印

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2.改印(あらためいん)

描きあがった下絵は次に彫師にまわされますが、その前にまず地本問屋(草双紙や浮世絵など、庶民向けの出版物を扱う版元の組合)の検閲を受けなければなりません。
公序良俗に反していないか、幕政を批判するような内容でないか、などの細かいチェックを受けた上で、特に問題がないと認められたものには、「極印(きわめいん)」または「改印(あらためいん)」といわれる許可印が絵に押されます。

押されたこの許可印は、下絵から版木に起こす際にも勝手に省略したりしてはいけません。あくまで「絵の一部」として、この印もそっくりそのまま版木に彫って印刷しなければなりませんでした。
これは浮世絵に限らず、木版の冊子本なども同じです。江戸の出版物は、正式な流通で販売しようとするなら必ずこの検閲を受けて出版許可の改印をもらい、その印を出版物の巻末に載せておかなければいけないルールでした。

改印については、別ページに詳しくまとめておきましたので、そちらをご参照ください。

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